LINEで相談
ABOUT TSUSHIN / 高校の学び方を知る

高校への道は、
ひとつじゃない

全日制・定時制・通信制。
同じ「高校卒業」を目指す、3つの学び方があります。

中学校等を卒業した人の
98.6%

高等学校等へ進学

2025年・全国/通信制・高専等を含む

出典・集計対象を確認 ↓
02 / じゃあ、何が違う?

大きな違いは、学び方

「いつ・どこで・どう学ぶか」を比べてみましょう。

全日制

中学校に近い、
時間割のある毎日

主に週5日、平日の昼間に通学。1〜6校時など、決まった時間割で授業を受けるスタイルです。

時間数や土曜授業の有無などは、学校・学科によって異なります。

1週間の時間割イメージ一例です 教科・時限数は学校ごとに異なります
月曜日から金曜日まで1校時から6校時の授業がある時間割の例
校時月火水木金
1国語数学英語国語数学
2数学英語国語理科英語
3英語地歴理科数学体育
4理科国語地歴英語国語
5体育情報数学芸術理科
6地歴家庭探究体育HR
定時制

通うのは、
決まった時間帯

基本的には週5日、学校で授業を受けます。全日制との大きな違いは、授業を受ける時間帯です。

「昼は働き、夜に学ぶ」というイメージに加え、午前部・午後部のある学校も。通常は1日4時限程度で、3年または4年での卒業を目指す仕組みなどがあります。

通う時間帯のイメージ
午前部朝 〜 昼ごろ午前の時間帯を中心に学ぶ
午後部昼 〜 夕方午後の時間帯を中心に学ぶ
夜間部夕方 〜 夜仕事などと両立しながら学ぶ選択肢も

設置される部や授業時間、卒業までの年数は学校によって異なります。

通信制

学ぶペースを、
自分に合わせて

履修した科目の学習を、提出期限や年間計画に沿って、自分のペースで進めます。自宅等での学習が中心で、スクーリングや試験への参加も必要です。

働きながら学ぶ人を支えてきた通信制。今は、不登校を経験した人、自分の興味やスポーツに時間を使いたい人など、多様な生徒が学んでいます。

スクーリングの組み方も、学校ごとに

集中して参加

まとまった期間に、授業や試験などを実施。年1週間程度にまとめる学校もあります。例:5泊6日の集中型。

日程を分けて参加

学校が用意した日程から、必要な授業を受ける日を決めて参加するスタイルもあります。

必要な日数・時間数・宿泊・会場は、学校や履修科目、メディア学習による免除等で異なります。

通信制は、身近な選択肢に。

高校生のおよそ10人に1人が通信制

全日制・定時制・通信制の在籍者に占める割合は約9.6%(2025年度)。
中学卒業直後の進学先の割合とは異なります。

出典・計算方法を確認 ↓
DATA / 学校基本調査で見る5年間

通信制高校で学ぶ生徒は、
増加傾向にあります

2022〜2026年度の全国の生徒数を比べると、通信制全体では238,267人から311,792人へ、73,525人増加しています。公立・私立に分けると、その動きの違いも見えてきます。

2026年度の生徒数(速報)311,792人

公立61,572人 + 私立250,220人

2022年度と比べた増加率+30.9%

238,267人 → 311,792人

2026年度の私立の割合(速報)80.3%

通信制の生徒のおよそ8割が私立に在籍

5年間の生徒数の推移

横軸は年度、縦軸は生徒数。全体・公立・私立を同じ目盛りで比べられます。

全体私立公立
通信制高校の生徒数、2022〜2026年度の折れ線グラフ 全体は238,267人から311,792人へ増加。私立は183,646人から250,220人へ、公立は54,621人から61,572人へ。2026年度は速報値。各年の正確な人数は下の数値一覧で確認できます。 0 10万 20万 30万 35万 2022 2023 2024 2025 2026 速報 2022年度 全体 238,267人 2023年度 全体 264,974人 2024年度 全体 290,087人 2025年度 全体 305,197人 2026年度(速報) 全体 311,792人 2022年度 私立 183,646人 2023年度 私立 207,537人 2024年度 私立 229,754人 2025年度 私立 243,189人 2026年度(速報) 私立 250,220人 2022年度 公立 54,621人 2023年度 公立 57,437人 2024年度 公立 60,333人 2025年度 公立 62,008人 2026年度(速報) 公立 61,572人 通信制高校の生徒数、2022〜2026年度の折れ線グラフ 全体は238,267人から311,792人へ増加。私立は183,646人から250,220人へ、公立は54,621人から61,572人へ。2026年度は速報値。各年の正確な人数は下の数値一覧で確認できます。 0 10万 20万 30万 35万 2022 2023 2024 2025 2026 速報 2022年度 全体 238,267人 2023年度 全体 264,974人 2024年度 全体 290,087人 2025年度 全体 305,197人 2026年度(速報) 全体 311,792人 2022年度 私立 183,646人 2023年度 私立 207,537人 2024年度 私立 229,754人 2025年度 私立 243,189人 2026年度(速報) 私立 250,220人 2022年度 公立 54,621人 2023年度 公立 57,437人 2024年度 公立 60,333人 2025年度 公立 62,008人 2026年度(速報) 公立 61,572人

単位:人 / 各年度5月1日現在。2026年度は速報値です。

全国・各年度5月1日現在。2022〜2025年度は確定値、2026年度は速報値です。通信制課程の生徒数で、他からの併修者は含みません。2026年度の数値は確定時に変わる可能性があります。

数値一覧と出典を確認する
学校基本調査に基づく通信制高校の生徒数(単位:人)
年度公立私立合計
202254,621183,646238,267
202357,437207,537264,974
202460,333229,754290,087
202562,008243,189305,197
2026(速報)61,572250,220311,792
BACKGROUND / 通信制が選ばれる背景

なぜ、通信制高校を
選ぶ人が増えているのか

働きながら高校卒業を目指す人を支えてきた通信制高校。今では、その柔軟な学び方を生かして、さまざまな背景や目標を持つ生徒が学ぶ場へと広がっています。

働きながら、
高校卒業を目指す

通信制高校は、勤労青少年に高校教育の機会を届ける役割を担ってきました。中学校卒業後に働き始めた人などが、仕事と学習を両立しながら卒業を目指せる学び方です。現在も、その役割は続いています。

体調や登校への不安に、
学び方を合わせる

不登校を経験した生徒や、起立性調節障害など体調面に不安のある生徒にとっても、学びを続ける選択肢の一つです。登校の頻度や時間帯、学習の進め方を、自分に合う形で検討できます。対応や支援内容は学校ごとに異なります。

好きなこと・得意なことに、
時間を使う

学習の予定を組み立てながら、興味のあることや将来の目標に取り組みたいという選び方もあります。イラスト、美容、スポーツ、大学受験など、高校での学びと自分の挑戦を両立するために、通信制の特徴を生かせます。

イラスト美容スポーツ大学受験

自分の状況に合わせて学びたい。好きなことに、もっと取り組みたい。
多様な学びのニーズと、通信制高校の柔軟さが重なることが、生徒数増加の背景の一つと考えられます。

生徒数の統計だけで増加の原因を特定することはできません。このセクションは、文部科学省の通信制高校の学び方の説明と、多様な学習ニーズに関する資料を踏まえ、Onepathが背景を整理したものです。体調面に不安のある生徒や、分野別の進路を希望する生徒の増加率を示すものではありません。

03 / 通信制高校の卒業条件

卒業に向けて、
3つの基本条件

単位の修得74単位以上

必履修科目を含め、学校が定める卒業に必要な単位を修得します。

修業年限3年以上

高校で学ぶ期間は3年以上。転入・編入時の前籍校の在籍期間等は、学校に確認します。

特別活動への参加30単位時間以上

ホームルームや学校行事などの特別活動に参加します。

「30時間」ではなく「30単位時間」が制度上の表記です。これらを含め、学校が定める教育課程・卒業要件を満たす必要があります。

では、単位はどうやって取るの? ↓
04 / 単位を取るために

単位を取るために
学びの3つの柱

家で取り組む課題、対面での学び、理解を確かめる試験。
動画などのメディア学習も組み合わせ、学校ごとの計画に沿って進めます。

01

レポート

取り組んだ課題に、先生の添削

課題を提出し、添削を受けながら理解を深めます。わからないときの質問方法も確認しましょう。

聞いてみよう:提出方法・学習サポート
02

スクーリング

先生や仲間と、対面で学ぶ

学校などで面接指導を受ける機会です。場所・日程・必要な日数を学校に確認しましょう。

聞いてみよう:会場・日数・宿泊の有無
03

試験

学んだ内容の理解を確かめる

学習した内容を試験などで確認します。受験する場所や時期を、あらかじめ確かめましょう。

聞いてみよう:受験方法・日程

基本的な仕組みの出典:文部科学省「通信制高校とは?」

学習・学校生活について、もっと詳しく単位の仕組み・1年生の履修モデル・1週間の過ごし方
05 / 自分の時間を、どう使う?

高校の勉強と、
やってみたいこと

毎日の時間割に縛られにくい通信制。
高校の学習と両立しながら、興味や目標に使う時間を組み立てられます。

スポーツ、美容、イラスト、プログラミングや勉強など、それぞれの興味に取り組む生徒たちのイラスト

スクーリングの日数と、年間の学習量は別。「年1週間程度」は一部の学校のスクーリング日程の例です。レポートや試験勉強などは年間を通して必要。その学習を進めながら、残りの時間をどう使うかを考えてみましょう。

スポーツ

競技やトレーニングに打ち込む

美容

ヘア・メイクの技術に触れる

イラスト

描く力や表現の幅を広げる

プログラミング

つくる楽しさを、技術に変える

大学受験

志望校に向けて学習を進める

学び直し

自分に合うところから、もう一度

アルバイト

仕事を通して社会とつながる

留学

海外の言葉や文化に触れる

「好き」や「目標」を学べるコースも。

通信制高校や連携する施設では、こうした専門分野のコースや学習支援を提供しているところもあります。内容・受講条件・追加費用は学校ごとに違うため、自分が学びたいことを、どこで学べるかまで比べてみましょう。

学びたいことから、学校を探す →
06 / 学校と施設の違い

通う場所と、
卒業を認定する学校

「通信制高校」「サポート校」「面接指導等実施施設」。
名前が似ていても、担う役割が違います。

高校卒業を認定

通信制高校

高校に在籍し、卒業を目指す

法令に基づいて設置された高等学校です。私立校は原則として都道府県知事の認可を受け、教職員や校地・校舎、設備等の基準に沿って審査されます。

在籍して必要な単位・期間・特別活動などの要件を満たし、その高校から卒業認定を受けます。

日々の学習・生活を支援

学習等支援施設サポート校など

勉強や学校生活の伴走役

塾のように学習を手助けしたり、生活・進路の相談を受けたりする施設です。ここに通うだけでは高校卒業の資格は得られません。

提携する通信制高校にも在籍し、高校の学習を進める「ダブルスクール」のような形が一般的です。高校とは別に費用がかかる場合があります。

スクーリング等を実施

面接指導等実施施設

高校の授業・試験を受ける場所

本校以外で、スクーリングや試験等を実施する連携施設です。在籍する高校の教職員の責任のもとで行われる学習が、単位の修得につながります。

高校の「支店」に近いイメージですが、運営形態はさまざま。卒業を認定するのは施設ではなく、在籍する高校です。

図で見る、学ぶ場所のつながり

あなた学習計画に合わせて、学校・施設を利用

通信制高校

レポート・スクーリング・試験
単位認定・卒業認定

高校卒業へ

サポート校など

日々の学習サポート
生活・進路の相談

高校と連携して支える

スクーリング等は、面接指導等実施施設で受ける場合も

高校の計画・責任のもとで実施。利用する施設や実施できる授業・試験は、在籍校に確認します。

見学で聞いてみよう

「ここでスクーリングや試験も受けられますか?」
「卒業を認定する高校はどこですか? 費用はそれぞれいくらですか?」

「サポート校」は通称です。名称だけで判断せず、正式な施設区分と実施内容を確認しましょう。
FIND YOUR STYLE / 学校選びのヒント

比べたいのは、
続けられそうか、ということ

01

通い方

1週間の生活を想像してみる

場所・移動時間・登校ペースを確認。毎週の生活に無理なく組み込めるかを考えましょう。

02

学習のサポート

困ったとき、相談できる?

質問先や個別の学習支援を確認。自分に必要なサポートを学校に伝えてみましょう。

03

費用と進路

入学後と、その先も見ておく

学費以外の費用、進学・就職への支援も確認。年間の費用と希望する進路から比べましょう。

出典・数値の対象・制度について